お墓の知識

お墓の購入の平均費用

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「葬式の平均費用」「仏壇の平均費用」と並んで扱われることが多いのが、「お墓の購入の平均費用」です。弔いのために必要なお墓、これの平均費用について見ていきましょう。

 <お墓の購入の平均費用は、140万円~200万円程度>

 お墓の購入の平均費用は、データによって多少違いがあります。

 たとえば、「終活ねっと」が2017年に200名を対象としてとったアンケートでは、「145万円~205万円」という数字が出ています。

また、一般社団法人全国優良石材店が2017年に、2423の有効回答件数を得て出したデータでは、「2017年のお墓の購入の平均費用は167.3万円である」としています。

 また、明確な人数こそ見つけられませんでしたが、同じく専門サイトである「墓ピタ」では、全国で違いはあるものの、全国平均で145万円という数字を出してきています。

加えて、「いいお墓」は、「100万円~150万円の層が25パーセントで、150万円~200万円の層が22パーセントで、このあたりがボリュームゾーンである。永代使用料と墓石費用を合わせた金額の平均値は、196万円」としています。

 1000円台以降は四捨五入

 それぞれのアンケートで数字にばらつきはありますが、おおよそ140万円~200万円程度の間に答えが集中しており、これがお墓の購入の平均費用だと言えそうです。

 ちなみに、実際に「一般的なお墓を購入したい」と考える人には、「200万円を予算上限とする」という人も見られます。仏壇の平均費用と同じで、予算上限の7割~9割程度に収まると考えれば、この予算はごく自然なものだといえるでしょう。

 出展:

いいお墓「お墓の価格相場一覧」
https://www.e-ohaka.com/guide/basic/before_marketprice/

 一般社団法人全国優良石材店「2017年お墓購入者アンケート調査」
http://www.info-ginza.com/zenyuseki/2017/07user/user.pdf

 終活ネット「お墓や墓石の費用相場はいくらなの?値段の内訳や購入のコツもご紹介」
https://syukatsulabo.jp/article/5939

 墓ピタ「お墓の費用・価格(値段)の相場」
https://ohaka.minrevi.jp/ohaka_hiyo/

  

<お墓の購入の平均費用「200万円」を考える>

 140万円~200万円」がお墓の購入の平均費用ということで、ここでは仮に200万円と想定してお話をしていきましょう。「200万円の予算をとっていたが140万円で収まった」という場合は問題ありませんが、「140万円の予算しかとっていなかったのに、200万円もかかってしまった」ということであれば、大きな金銭トラブルに発展しかねないからです。

 仏壇の平均費用とお墓の購入の平均費用では、大きな違いがあります。言うまでもありませんが、「価格差」が大きく出るのです。仏壇の平均費用は35万円程度にすぎませんが、お墓の購入の平均費用は200万円と高額です。

 この「お墓の購入の平均費用200万円」という数字は、(データの信ぴょう性を疑問視する声はあるものの)葬式の平均費用とほとんど同じ金額です。つまり、葬式で200万円がかかった後に、またお墓の購入の費用として200万円を出さなければならないわけです。

 また、お墓を新しく購入しなければならない人の家の場合、仏壇もない……というケースも多いことでしょう。このような場合は仏壇の購入費用もかかります。

 とてもざっくりとした計算ではありますが、葬式費用200万円+仏壇費用35万円+お墓の費用200万円=435万円がのしかかってくるわけです。

 特に都心部の場合、墓地の土地代にかかる費用も当然大きく、負担が大きくなりかねません。

 

<お墓の購入時期を考える>

 このため、お墓の購入をしなければならないご家庭の場合、

 そのなかでも、「購入のタイミングを考える」と「お墓のあり方を考える」は、非常に重要です。

「予算をしっかり組むこと」は、ある意味では「貯蓄が十分にある」「系統だって葬送儀式やそれにまつわるものの購入費用を準備しておけばすむ」ということでもあるからです。ただ、自分が旅立つ側だというのであれば、終活の際に使うエンディングノートなどに考えを記しておくと、家族が戸惑わずにすむでしょう。

 お墓を購入するためのタイミングには、明確な決まりはありません。

しかし生前に購入しておけば節税になりますし、家族にかかる負担も減らすことができます。また、デザインも自由に決められます。ただ、「縁起でもないこと」と考える向きもありますから、家族間でよく話し合いましょう。

なお、一年がたち、一周忌のタイミングで購入する方法もあります。葬式から1年経っているので、ある程度貯蓄をすることも可能です。

 詳しくはほかの記事で触れますが、現在は「お墓」というかたちではなく、違うかたちで弔っていく方法もよく提案されています。納骨堂や樹木葬、あるいは手元供養などです。特に故人が希望している場合は、これも選択肢の第一にあがってくるでしょう。このような方法にすれば、お墓を購入するよりは費用が抑えられるケースが多いといえます。

 お墓の購入の平均費用は、意外なほどに高いものです。

そのため、しっかりと考えておかなければなりません。

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